埋没耳は耳の上部が頭皮の下に埋もれているため
- マスクやメガネを掛けることが難しい
- 髪が長い方は耳に掛けることができない
など、日常生活で不便を感じることが多い耳の奇形です😓
遺伝が関係しているのか、それとも環境が影響しているのか、未だ解明はされておりませんが、埋没耳の症状をお持ちの方は、西洋人よりも東洋人、そして東洋人の中では特に日本人に多いとされています😯
埋没耳の場合、軟骨は正常に存在しているので、手術は主に、埋もれた上部分の耳を外に出し、皮膚が足りない箇所に移植をする方法が一般的です。埋没した耳を引っ張ると、埋もれた部分が現れ、本来の正常な形を把握することができるため、手術も簡単だと思われがちですが、実際はとても複雑です🙉💦
上の写真に青色で✖️を記した部分が、埋もれた耳を外に出した際に皮膚が足ない部分です。想像以上に多くの皮膚移植が必要だということがお分かりかと思います😯
埋没耳の手術方法は、日本の形成外科医の先生方も発表しておられ、幾つかの方法を挙げることができますが、当院ではDr. パク・チョルが米国形成外科学会の権威ある学術誌 “Plastic and Reconstructive Surgery” でも紹介したことがあるV-Y皮弁法を主に用いています👨⚕️
※米国形成外科学会の学会誌 “Plastic and Reconstructive Surgery” は、形成外科医であれば誰もが一度は論文を掲載したいと考えるような、業界で最も権威ある学術誌です📖
この手術は下の 図:Aのように、耳の上部にV字の切開線を入れ、埋もれた部分を外に出して縫合すると、図:EのようにY字型が現れるため、このような名称で呼ばれていますが、耳の手術だけでなく他の部位の美容整形や形成手術にて広く使われている方法でもあります😉
もちろん、全ての埋没耳の手術がこの方法によって行われるわけではなく、患者様の耳の状態によって、他にも多様な方法を併用して手術が行われます👨⚕️
埋没耳でお悩みの方は、Dr. パク・チョルにご相談ください❣