「埋没耳」について

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世界的なコロナウィルスの流行を受け、当院に“あるお問合せ”が急増しました。

つい数日前も、少しお歳を召された患者様がお見えになりこのように話し始めました。

「もうこの年齢になったのだからこの耳とは一生涯付き合っていこう。そう考えていた矢先、 この騒動の影響でマスクの着用が欠かせなくなりどうしても不便で相談に参りました」

マスクの着用が不便な耳…それは「埋没耳(まいぼつみみ)」です。

埋没耳とは、耳の上部が側頭部の皮膚に埋もれ込んだ状態で別名「袋耳」とも呼ばれています👨‍⚕️

埋没耳は通常、聴力に問題はありませんが思春期のお子さまはコンプレックスを感じたりからかわれて心に傷を負うこともあります😥

視力が悪い場合には眼鏡を掛けることができずストレスを感じることもあるでしょう👓

保護者の方は一日でも早く治してあげたいそう考えると思いますが時期早々の手術はお勧めできません😑

耳の成長は10~12歳頃に止まるため、当院では小学5~6年生頃を手術の適齢期と定め推奨しています☝️

十分に成長を終えていない耳に対し気が焦り早期に手術を行った結果まだ成長過程を終えていない耳は、手術後に完成した耳の状態を保てず変形したり、別の問題を引き起こすことも少なくありません😱

患者様の耳の状態にもよりますが埋没耳は手術後の仕上がりが他の奇形に比べて良い傾向にあります😌

お子さま手術をご検討の保護者方は焦らず適切な時期を待ってあげることがお子さまの将来のために大切な選択です😊

また、ご自身が手術をご検討の方はいつか、いつか、と延ばしているうちにタイミングを逃してしまったということにならないよう、今からでも前向きに情報収集をはじめてみて下さい❣


Dr. パクチョルは、カウンセリングのみのご予約も受け付けています。気になる症状がある方はどうぞお気軽にご相談ください🍀