情報量が少ない耳の手術 

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目や鼻の美容整形とは異なり、耳の美容整形と聞いても、あまりピンとこないですよね?

耳の手術は、小耳症再建や事故などで耳の一部を失った場合などに行われる形成手術が主であり、耳を専門に治療している医師もまた少数でであるため、馴染みがない方が多いかと思います☝

しかし、奇形という程ではないものの、耳の形が他人と違うことに不安やストレスを感じ、美容目的で耳の手術を検討している方は意外にも多いのです。そして、その方々が口を揃えて訴えることといえば、

「耳の手術や治療に関しての情報量が少ないため、自分自身の耳が医学的にどのような耳なのか、どのように解決できるのか、答えを見つけられずにいる」

ということです。

立ち耳、埋没耳、耳垂裂、折れ耳、副耳、耳輪癒着、カップ耳…

これらは代表的な耳の奇形の名称ですが、実際のところ、形成外科医でも、耳を専門に治療を行っていない医師であれば、これらの耳について区分できないこともあります。

このように、耳の奇形や手術、治療は認知度が低いこともあり、実際の手術は想像以上に時間が長くかかるということや、手術後、1~2日程度は耳を保護するため頭部まで包帯で巻くことになるなど、

「そんなこと聞いていなかった」 「知らなかった…」 

ということも少なくありません。

特に社会人で会社に復帰しなければならない方や、長期休暇が終わって学校が始まるという学生の方たちにとっては、手術だけでなく、前後のケアや手術後の回復期間などについても詳しく知っておく必要がありますよね。

もちろん、患者様の耳の状態によっては簡単な手術で済む場合もありますが、もし、「耳の手術は簡単だ」とだけ言い張る医師がいたとすれば、恐らくその医師の下で手術を行った場合、再発する可能性が高いか、手術そのものが上手くいかない可能性が高いでしょう。

どの手術を行うにしても同様に言えることですが、まずはカウンセリングをしっかりと受け、信頼できるクリニック、医師かどうかを見極めることが大切です👨‍⚕️